白米の甘さ

麦を混ぜていたごはんを食べて育った私は、母方の家でおひつに入った白いご飯を食べた時に「お母さん!ごはんまっしろだよ!おいしいね!」と無邪気にいったことを覚えている。


家庭科の調理実習でお米を持って行った時、「なんか変なものが混ざってるー」と友達にいわれて、次からは麦を除いたものを持って行くようになった。


「カラダにいいから麦をまぜているんだよ」とその時母はいったけど、実はそれほど裕福ではなかったから、量を増やすために麦をまぜていたことをしばらくしてから教えてくれた。

そんなことを母にいわせてしまう私も残酷な子供だ。


子供が生まれてからは、胚芽米を取り寄せて食べさせた私。


白米ほうが安かったけど、母親になって子供の栄養を気に掛けたら、やっぱり「今の白米」はダメだと思ったから。


おかげで私もyukaも雑穀米や玄米がすきだけど、残念なことにsakiはあまり好まない。


昔は「お米は栄養の宝庫」といわれたけど、いまのお米は糖質のかたまり。


それを改めて実感したのは、久しぶりに「白米」を食べた時。


相方が自分のダイエットのために「マンナンヒカリ」を買ってから、お米にそれを混ぜているので、純粋な白米は久しく口にしてなかった。(マンナンヒカリを混ぜていても特に気にはならないし、炊きたてはフツーにおいしいんだけどね。おまけにカロリーは25%オフ)


そしたら「甘い!」「おいしい!」「おかわり!」


白米ってお砂糖だ〜。


これをガツガツもりもりたべていたら、脳もおなかも満足するわ、と思った。


白米のおいしさはその甘味にあるわけだ。


白米大好きっ子のsakiはそれはそれはにこにこ顔でもりもり食べてたけど、その理由もよくわかる。



今日は、雑穀米とマンナンヒカリ入りのゴハン

次にわが家で白米を炊くのはいつだろう。