らくらくフォン

ついにらくらくフォンを買いました。
あ。私ではなく母(78歳)ね。
あれだけ、「母さん、ケータイはいらないわ」の一点張りだったのに、自分の希望をかなえるためにはどうしても携帯を持たなくてはならなくなり、すんなり購入することに。

その「希望」というのは、貸していた河津の家が再び空き家になったため、売却が決まるまで行き来するため(これはこれで問題ありなんだけど・・)最低限の家財道具や、寝具一式、日用品を買い求め、ライフラインの手配をし、プチ引越しをする。というもの。

妹は母の体力と年齢を心配していい顔をしていない。

私と相方もどちらかというとしぶしぶ。

お互い仕事してるし、「サンデー毎日」の母にあわせては一緒に動けないし、付き添うことも付き合うこともままならない。

でも、逆に老いた母の希望だから気のすむまでかなえてあげたいとも思うのは一緒で、ならば、いかに安心安全な方法を取るか、でいろいろと考え、協力体制を取っている状態。


なぜらくらくフォンかというと、そのキャリアしか河津の家の中では電波が入らないからw。家から出ればどれでも電波はいるんだけどね。

えーゆーの妹家族、そふとの私、ではなく、どこもの相方とsakiと家族割の母。

一番電話するのは私と妹なんだけどね〜〜。


昨日は直営店まで出向いて購入したあと母のところへ。

まずは電話の受け方、かけ方の実習。メールなんてまだまだ先のお話。


「じゃ、私があとからかけるから出てね」

かけました。呼びだしてます。とりました。

「もしもし・・?」

「おばあちゃん!耳にあてるんだよ。電話なんだから」
となりで甥っ子姪っ子の声がww(母はどうやら携帯をあけてみていたらしい)

「ああ・・はい。もしもし?」

「お母さん、電話だからね〜。じゃ、今度は私にかけてね」


子機を持ち歩くと考えればいいんだよ、とごく基本的なことをいって昨日は終わったけど、これからどうなるんでしょう。

相方が各種設定をすると張り切っていたけど、一緒にいる妹や孫たちが設定したほうが、わからなくなったらすぐに聞けるし手間がないから、とまっさらな状態で妹に丸投げ。


相方「kurinもらくらくフォンに変える?」


そういえば妹も「へー、これ見やすいねー。」と感心しまくりだったな。


私「そのうちね♪」(いまはまだガンダム携帯でいいのだ)

相方「家族割でいまよりやすくなるよ。ポイントあるし、。あ!お母さんのに全部使ったからないやw。そのうちね!一緒にいくからね」



今まで自分のことよりも、子供である私たちのことに気持ちもお金も時間も割いてきた母。

その母が「河津の家にいきたい」というのだから、今度は私たちが時間も気持ちもお金も使ってあげる番。


追記:
あれから妹や孫たちにメールの打ち方をたっぷり習ったらしく、今朝、「宿題がでちゃったわよー」とうれしそうにやってきた母。

妹から「yukaにもメールしたんだから、今日はsakiにメールするんだよ」といわれたとのこと。

メールの打ち方を少しずつ覚え始めた母は、目の前で私に教えられながら、sakiと相方と私にメールを作成。送信。



件名:おばあちゃんだよ
本文:昨日はありがとう



母も「やればできる子」でしたw