ナイトミュージック
モーツァルトの「アイネクライネナハトムジーク」がラベルに書かれています。
ナイトミュージック→ナハトムジークです。
「ワイン飲む?」
「うん」
「赤、白どっちがいい?」
「白冷えてる?」
ってことで、土曜日の昼下がり・・でもなくけっこう夕方に近い午後、よく冷えた白ワインはジグゾーパズルのいいお伴になりました。
「ワインってゆっくり飲めるからいいよね」
「そうそう。こうして過ごす午後にはもってこい」
それでも何かつまみたくて、冷蔵庫を物色。
ビールなら加工肉を使ったり、揚げ物作ったりしちゃうんだけど、白ワインだとやっぱり野菜がおいしい。
バーニャカウダーでのんびり過ごしました。
このワインはドイツワインで中甘口。
家で渋目の赤ワインあけると飲みきれなくて残りは翌日残りを飲むか、もしくはそのままビーフシチューになっちゃうことが多いけど、甘めの白はあっという間に空いちゃった。
このワイン、生徒さんが教室を卒業するときに、初めて自分のバイト代で買ってくれて私にプレゼントしてくれたもの。
「楽譜が書いてあるワインを見つけたら先生にプレゼントするー!」
あれから二年。
実は今日はその生徒さんの20歳のお誕生日。
ずっと開けずにとっておいたもの。
「今日、あのワインを開けました。二十歳のお誕生日おめでとう。私も一緒にお祝いさせてね。」
あの子はモーツアルトすきだったけど、これが「アイネクライネ」だと知っていたのかな・・
「先生!本当に二十歳になるまで開けずにいてくれたんですね!感激です!二十歳になりました。また遊びにいきます。ありがとうございました♪」
ひとりでニンマリしているわたし。こんなつながりもこの仕事の醍醐味ってやつ〜。