日曜日日記
先週の日曜日、ひさしぶりにピアノリサイタルに行ってきました。
イリーナ・メジューエワさん。とてもきれいな日本語を話すロシア女性。
昨年レコートアカデミー賞(ショパンノクターン)を受賞したということで、その期待もありましたが、私はモーツァルトのピアノソナタに感激感動。
この曲はピアノを習ったことがある人ならみなさんよーくご存じの作品で、いわいる「なじみ」の曲。
初めてモーツァルトの色彩やキラキラを実感しました。
そしてピアノ曲なのに立体感を体感。
こんな解釈があるんだ。こう弾いてOKなんだ・・
もちろん、ショパンもリストもよかったけど、一週間たった今でもあのモーツァルトが残っています。
イリーナさんはコンサートでも楽譜を見て弾きます。
これは有名なおはなしで、最初は違和感があったけど、楽譜の中には作曲者の想いが書かれているので、それを表現するためには必ずしも暗譜第一ではない、ということ。
繊細で柔らかく、そして豊かな演奏に、もう一度ききたい、と思いました。
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昨日の日曜日は、24歳の若さで他界した友人の偲ぶ会でした。
今日13日が命日。
三十三回忌までにはまだちょっとあるけど、その前にみんなでお墓参りにいこうということになり、高校の仲間たちがよびかけ、集まりました。
亡くなって数年は個人的にみなお墓参りに行っていたけど、就職や結婚でそれぞれの生活がはじまると、気になってはいるけどなかなか行けず、小さなつかえがあったのも事実。
もうご両親も亡くなっており、墓地のまわりにもマンションが建ち並び、生家もなくなり新しい家がたくさん建っていて、30年という時間を目の当たりにしました。
私は彼と中高が一緒だったので、思い出すのはその時代の姿。
持ち寄った写真を「メガネある〜?あったら貸して」と、みな口ぐちにいいながら老眼鏡を回して見る姿はしっかり中高年。
一緒に年を重ねてきた仲間たちとの時間は「特別」なものになっていて、あらためて「元気でいようね。たくさん会おうね。遊ぼうね」と。
50歳を前に同窓会が行われ、それから毎年夏に集まっているんだけど、そのきっかけになったのが同級生の鬼籍入り。
高1のクラスの仲間はすでに3人も鬼籍に入っています。
昨日、クラス写真をみてみんなとしみじみしちゃいましたよ。
元気に長生きをする、これが合言葉になりそう。