家路

ドボルザークの曲ではなく、お店のなまえ。
場所は新宿・・何丁目だったかは忘れたけど、看板に「うたとピアノとともだちと」って書いてあったから、興味津津かつ好奇心ドキドキで行ってみた。

雑居ビルの2階で階段を上がっていくとドアがあけっぱなしのせいもあり、歌が聞こえてくる。

そーーーっとのぞくと、ピアノを弾いている人がいて、常連さんたちが歌ってる。
昭和の家庭ならどこにでもあったという「玉のれん」が入り口に下げてあり、これまたそーーーっと入って行った。

テーブルには年季の入った歌集とリクエスト用の短冊、そして鉛筆があり、自由にリクエストして生ピアノに合わせて歌う、っていう単純なシステム。ピアノはアップライトで本棚っぽいところに埋め込まれているように置かれていた。
5時〜8時までは生中300円。席料と歌料で1500円だったかな。
30分の伴奏タイムが何度があるようで、その間は自由にリクエストして歌ってよし。

おもいっきり昭和なんだけど、やはり平成の要素も。

歌詞がパワーポイントで映し出されるのだよ。それみて歌うわけ。もちろん歌集もあるけど。
カラオケと大きく違うのは「生演奏」で「みんな」で歌うところ。


歌声喫茶「ともしび」の流れをくんでいるお店で、歌集も発行が「ともしび」になっている。
日本の愛唱歌からロシア民謡、演歌、フォークソングと幅広いけど、AKB48やモー娘。ピンクレディーキャンディーズはないし、すまっぷも嵐もない。
「ともしび」編集の歌集を見たのは初めてだったので、とっても参考になった。(こんなところでも仕事モードが・・・)


「喜びも悲しみも幾く年月」「あざみの歌」「花の街」「なんとかかんとか百姓の次男坊」・・・
知ってるのもあるけど、当然知らない曲もある。知らない歌でも最後のほうは口ずさめるようになるのが昭和の歌の作り方。構成がとてもシンプルでサビの繰り返しもわかりやすいから歌いやすい。


みんながたのしそうに、一緒になって歌ってるのはイイネ!


私も仕事なくなったら、こんなお店でも作ろうかな。

「うたごえkurin」・・ねこカフェじゃないぞ。


人脈は飲食、演奏者含め、それなりにたくさんいるしねー。遊び場の延長みたいにたのしそうな気がする(笑)