Xmasモードに入りました。
ハロウィンが終わると同時に世の中クリスマス商戦になりますが、やっぱり12月の今ぐらいからのほうがそれっぽくっていいですね。
14日は仕事先でクリスマス会でした。
精神科大規模デイケアのハンドベルのプログラムを担当している私は、数年前から小児科クリスマス会へメンバーさんとともに参加しています。
手さぐりだった内容も回を重ねるごとに充実したものになり、院内からドクターたちも見に来るように。
最初は小児科のドクターぐらいだったんだけど、メンバーさんたちの様子をみに、最近は精神科からも見学にきてくれて、みんな誇らしげに演奏します。
ハンドベル実行委員を夏すぎから集い、その人たちが中心となり曲や構成、練習日程、子供たちに渡すプレゼントなどを考えます。
復職や復学を目指す人が多いせいか、レベルも高く、毎年いろいろな楽器を持ち込み会場を沸かせます。
今回はチェロ。
生演奏というのは入院中の子供や保護者にとって「外」とつながるうれしい時間。
たくさんのチューブや点滴につながれながらも、子供たちは元気に生きています。
「今年が最後だからサンタ服きました」
「子供たちのよろこんだ顔がうれしい」
「自分たちができることをこれからもやっていきたい」
メンバーさんたちはこうした経験やプログラムを通じて、自分の立ち位置や居場所、可能性、力の入れ方抜き方、コミュニケーションを見つけていきます。
発達障害、うつ、神経症、不眠、統合失調など抱えているものはみなそれぞれあるけど、だからなに?って感じ。
くたびれたら休めばいいんだし、今の自分の状態を伝えるだけで、まわりはけっこう理解するもんだからね。
それがちょっとだけへたくそだったから辛くなっちゃって、今は人生の休憩時間を取っているにすぎない。
この日、メンバーさんたちは午前中カレーを作り、私もご相伴にあずかりました。
自分で作って、自分でよそって、自分で洗って、自分でしまう。
これも生活プログラム。
そしてナイショで買ってきてくれたケーキ!
豪華なデコレーションが目をひくケーキ:TAKANO
一番人気:これもTAKANO
一見地味なチョコケーキだけど、実はこれが今回の隠し玉。めちゃくちゃうまい!:キューブ
毎年、ココで私はファーストクリスマスケーキをいただきます。
そして私自身が支えられていろいろな気づきをもらっています。