秋桜の心境


yukaの結婚式まであと二週間。

音楽担当の私はこの半月ぐらいあれこれ悩みながらやっと一枚のCDを作り終えました。

生演奏のほうが断然ラク
本当にそのほうがラク。でも黒留袖姿で演奏するわけにはいかないから、CDにいろんな想いをつめこみました。

アルバムを整理しながら涙ぐみ、CDを聞きながら涙ぐみ、なんかなーってかんじですよ。

「娘を嫁に出すこと」が涙につながるのか、って考えてみたらそうではないみたいなことに気付いた。

どうやらアルバムのなかにしまわれている「その時の思い出」や「気持ち」に感情がこみ上げたり、選んだ曲の歌詞や、演奏していた時の「生活」が鮮明に浮かび上がったりして涙につながるらしい。


それは、経験値によって大きくちがってくるけど、「傷み」や「やさしさ」をたくさん経験した分、しみわたってあふれてくる涙なのかもしれないね。


「夫婦」になっていく過程も「家族」になっていく過程も、たのしいことばかりじゃない。
でも、それらのすべてが1ページになって積まれていくんだっていう当たり前のことの「意味」を知るyukaの結婚。


親は子に教えられ・・・です。