いくつもの顔

女の顔はひとつじゃない。これは有名な一言。
私もいくつもの顔を思いっきり出しまくってます。

仕事の顔と妻の顔はまあほっといて。


まずは嫁の顔
9月中旬、相方の実家(青森:弘前)にyukaの結婚の報告をしに行ってきました。
別に「お嫁さん」をしにいったわけではないけど(夕食後眠くなってみんなのいる前で寝っ転がった私ですがなにか?)両親と妹の智ちゃんと5人で田舎館のたんぼアートや、今やっている宮崎アニメの舞台になった成美園にいったり、一泊で函館にもいって、夜景で感動して、食べまくり飲みまくり・・・たくさん甘えてきました。お天気よくて楽しかったけど、往復の夜行バスは正直苦手。新幹線の開通が待ち遠しい。


母の顔1(花嫁の母の顔)
yukaの挙式が11・3にあるので、その打ち合わせに忙しくしています。
試食会にいったり、席次を確認したり、最近のお式にはヘアーメイクリハーサルなんてのもあり、そのために仕事移動して付き合ったりしています。

席次の肩書って思った以上に大変。
親戚ってかいちゃうと「遠い」親戚らしいし、かといって私のいとこは本人にとって何?とか・・・

もちろん両家話し合いもあり、当日誰にどのタイミングでどのくらいお礼をつつむか、とか、引き出物を親戚友人会社関係でどう分けるか、などまだまだ決めることが山積。

当日着るものに散々迷った挙句、母が初めて仲人をやったときにつくった黒留袖を着ることにしました。
それに伴い、半襟やら襦袢やらかんざしやら・・・これもバタバタと決めたり買ったりするんだけど、そこまで手がまわりません。
髪型はどーするの?メイクは?などなどtetuママとそれらも決めなくては。
着付けする人数によって入りの時間が変わってくるし、ホテルの手配やsakiのドレス&小物の買い物、相方のモーニングの予約・・・ぐわ〜〜〜〜〜〜っ。

当日の音楽は私の担当なので(プランナーさんからは生演奏を再三希望されてるけど、弾きません。まして黒留袖で弾くなんて・・!)式次第が決まってからガシガシ決めていきます。自分の演奏データーがあるのでほとんどがそれを使用だけどね。これは半分は仕事の顔になるw


母の顔2(ばばの顔)
最近は「できちゃった婚」とはいわずに、「ダブルハッピー婚」「授かり婚」とかいうらしいけど、私としては「できちゃった」というちょっとうしろめたい気分は忘れないでほしいわけで。ええ。時代遅れといわれようと、私は古い女ですから順番にはけっこうこだわります。

とはいうものの、3月に生まれてくる赤ちゃんに罪はないし、感情で「命」の尊さを軽視するほど薄情ではないので、相方と二人で水天宮にいき安産祈願をし、腹帯をいただいてきましたよ。
これまでにも西松屋にいったり、紙おむつの価格を調べたり、函館では木製のパズルを買ったり・・私以上に相方のほうが熱心だったりしてるけどw

この夏の暑さとつわりが重なり、かなり不機嫌だったyuka。それはいつも以上で一緒にいた私は栄養面や精神面のフォローにくたくたでした。
そんななか、入籍し、引越しし、新生活がスタートし、同時進行で結婚式の準備をするんだから、安定期に入っても不機嫌なのはあまり変わらないらしいけど、来月3日の戌の日にはめでたく腹帯を巻くところまでこぎつけました。

戌の日のお祝いって誰がするんだ?
私?本人?わからん。
お赤飯の用意はするけど・・・具体的にはどうするんだろう???


ほ〜ら、わからないことだらけだ。



yukaが第一子なので親としてはいつも「初めて」のことばかり。
初めての子供、初めての子育て、初めての病気、初めての幼稚園・・・受験も就職も恋愛も結婚も出産も・・・とにかくyukaにかかわることが「初めての経験」の連続で。
うれしいことも悲しいこともむかつくこともね。
「親になっていく」という言葉を改めて実感してる今日この頃。

私の母にとっては私が第一子なので、私の出来事のすべてが母にとっても「初めて」になる・・ってことで、母にとっては「ひ孫ちゃん」母は「ひいおばあちゃん」に。これにはちょっと感動しました。

だって、私が「ひいおばあちゃん」になる確率ってすっごく低いもん。
相方においては私との結婚でいきなり2児(しかもデカイ)の父になったかと思うと、もうおじいちゃんですからね。相方の「ひいおじいちゃん」率は私よりかなり高い。

結婚式が終わったら、すぐに大人の遊び場。その後12〜1月に防音工事。2月に発表会。3月に出産。4月からsakiは社会人。5月は記念すべき10回目の大人の遊び場。


さて、いくつの顔がでてくるでしょう!乞うご期待♪