嫁いだ娘

嫁いだ娘は今日もいつもと同じように「おはよ〜〜」といって起きてきた。
それだけ見てれば嫁にいったなんてことを忘れてしまいそうな朝。

今日は午前中にご近所さんに二人を連れてあいさつ回りに行きました。これも大切な親の役目。



嫁ぐ日の昨日19日はyukaと一緒に朝から母の所へあいさつにいき、その足で新横浜にある結婚式場へ。
アポが13時だったので、道路もちょいと混んでいて気持ち的に忙しい。

二人が気に入ったところはゲストハウス

ゲストハウスでのお式は初めてなので、私も興味津津。
中のチャペルはそれはもう自然光がスタテンドグラスを美しく際立たせ、ため息がでたほど。

ココを一緒に歩くんだね・・

実はこの時点ではまだココに決定したわけではなく、yukaがまず私を連れていき納得してもらってから、先方に話をしにいくという算段だったようで、担当者がいろいろと説明してくれました。

その後、色ドレスをみにいき、帰りがけにカフェでケーキを食べ、ラストは家具。

嫁入り道具のひとつも持たせんとならんわけで・・・タイヘン。

そんな最中に彼からメールが入り、今仕事が終わったからこれからから区役所に出しにいくという。時間はすでに18時をまわっている。

駅まで送り最後に「いってらっしゃい」と握手をしたらもう涙が・・。
こんなことぐらいで涙がでちゃうなんて。


なんだかんだと1日がかりになって忙しかったので、感傷的にはならないと思っていたのに世の中そう甘くはなかったらしい。


夜遅くなって送ってきた彼がちゃんとごあいさつをしてくれた。

「無事に入籍を済ませました。お父さんお母さん、これからも末長くよろしくお願いします。両親も式場はそこでいいということなので、明日打ち合わせにいってきます。」

その場に居合わせたsakiはちゃめっけたっぷりに「アニキ!」と呼んでいたけど、今朝になったら「お姉ちゃんにとって妹はもうsakiじゃなくてミホちゃんなんだろうな」とぼぞっと。


「自分の娘だと思って大切にします」とあちらのお母様からメールをいただき、ありがたいやら申し訳ないやら。


24日には引っ越してしまうんで、やれやれ・・だけど、やっぱりぽっかりと穴があくのかな。ごはん4人分作りそう。


でもお式の準備と防音工事のそれらで、怒涛のような下半期にはかわりないし、なんたって、明日はsakiの大事な就職試験日。ココロもカラダもまだまだ落ち着かない。



・・・・どうやら私は留袖姿でyukaと一緒にバージンロードを歩くことになるらしい。

想像したらちょっと笑えたww