再開発に伴う閉店
焼肉半額!のキャッチに誘われるがまま、家族に集合をかけて行ってきました。
激辛のクッパを頼んでから、よほど印象が強かったのか、そこの店長とは顔見知りになっていて、今回も「ども!」とオーダーをとりに来てくれました。
「実はですねぇ・・6/1で閉店なんです。」
再開発地域に店舗を構えるお店はみな次々に閉店して行きます。
「でも、またオープンするんでしょ?」
「いやー、家賃が高くてココにはもう出店できなくて・・・」
え!?じゃぁもうこれが最後???
「本部がケチで閉店セールもやらないんですよ。っつたくね。悲しいっすよ。」
帰りがけにはレジでバイトちゃんが
「もう本当にやんなっちゃいますよ。バイト探さなくちゃならないし。ココほんと良かったからバイト仲間もバラバラになっちゃうのも淋しいし。閉店セールくらいすればいいのにってみんなで言ってるんですよ」
再開発でどんどん閉店していくお店たち。
再びこの地でオープンするお店がどのくらいあるんだろう。
老舗といわれるお店も閉店を余儀なくされる。
個人経営のお店は特にそう。
体力と財力がなければココでは再度オープンはできない。
商店街がなくなるってことは、なじみの店がなくなるっていうこと。
昔からやっているお店がなくなり、人も同じようにいなくなる。
行きかう人の顔ぶれも変わっていくっていうこと。
駅ビルに入っているお店はコロコロ変わり定着しない。
商品がニーズにあっていないとか、家賃が高いとか、理由はさまざま。
きっと、再開発されて複合商業ビルになったら、同じような店がワンサカは入り、ワンサカ変わっていくんだろう。
他人行儀な街になるんだろうなぁ。