GW日記(29日は散骨)

kurin2008-04-30


29日は晴れの特異日だそうで、晴れ男の父らしい日に散骨しました。
天気も良く、波も穏やかで、いい一日でした。

大好きだった海に父は帰っていきました。


偶然にも散骨に使った船は、生前父がよく釣りに行っていた平塚の庄治郎丸。
船釣り会に入っていた父は昭和50年代、よくココで仲間たちと釣りを楽しんでいました。
父が釣りを楽しんでいた年齢はちょうど今のワタシの年代。
仲間達とのその時間は楽しかったんだろうと、父が乗っていた船に乗り、波に揺られながら思いました。


父のことを釣り宿の人も覚えていてくれて、父の話をたくさんしてくれました。

当時の船もまだまだ現役で、昨日、父と私たちを乗せて沖へ出て、帰りは港をぐるっとまわって帰着。


偶然がたくさん重なり、父が見ていて景色のなかで母もとてもうれしそう。


一時間ほどで終わり、その後、夜は家族で精進おとしをし、一区切りをつけました。


けっこう感傷的になってしまいます。


父が骨になって二ヶ月。
大好きだった海に帰っていった父。
あの日からの出来事を実感することない父。
それでも時間はサラサラと流れ、それまでと変わらない生活をしているワタシ。
桜が咲き、ハナミズキが咲き、それぞれ進級進学し、GWの予定を立て・・・


変わらず生活をすることが父への供養だと思いながら、今日もしっかりゴハン食べます!