ディスカバー地元

kurin2007-04-20



知ってるようで知らないのが地元。

そのお店の存在は知っていても、実際に入ったことないお店もたくさん。
根っからの地元民よりも、会社や学校の関係でこっちに来ている人の方が、その場所をリサーチしてる分よく知っていてるのも事実。


てなわけで、学生のころからずっと気になっていた「地酒の店 野川」に行ってきました。
場所はかつて行きつけのSHOT BAR JⅡの真ん前。家から徒歩10分強という近場。

このお店は古くからあって、一度行きたいと思いながらも「おじさんたちの憩いの場」いや「聖域」のように思えて縄のれんをくぐれなかったのです。


http://www.interq.or.jp/power/tumiki/shop/category/food/nogawa.htm


ここの女将がすばらしい!

生粋の江戸っ子。銀座生まれの銀座育ち。
背筋がしゃんとして和服をびしっと着こなし、「いやー、粋だね」ってなかんじ。
媚びない、距離感がある、それでいて客を引きつける雰囲気と抱擁力があって。
自称90歳といってましたが・・・

そして、料理を作る子がこれまたすばらしい。
女将さんからすればお孫ちゃん、いや曾孫ちゃんくらいの女性(20代)ですが、全て任されていて、しっかり「仕事」をするのですよ。おいしいのなんのって!!
揚げ物たらふく食べちゃったよ。

200種類の地酒が管理の行き届いた冷蔵庫(特注:しかもカウンターの下も冷蔵庫になってるらしい)に納められていて女将さんとのつながりのみでこのお店にしかないお酒もあるそうです。

ここも再開発地域なので存続が危ぶまれますが、また行きたいと素直に思ったお店でした。