クラシックもの

今さらながらクラシック流行ってますね〜。CMで使われている曲はクラシック物が多いです。さまざまなアレンジで一瞬何の曲だかわからなかったり・・。コミック業界でも「のだめ」を筆頭に「プライド」「ピアノの森」など売れています。大人気♪
ひと昔前だってクラシックマンガあったんですよ。「いつもポケットにショパン

  これ、ワタシが読んだ時代のコミック
きしんちゃんと麻子ちゃん。別マでしたっけ?なつかしい。くらもちふさこサンです。これはがつがつしたクラシックを前面に出したっていうよりも、二人の甘酸っぱい心理描写とピアノがうまい具合に絡んだ少女まんがでした。今は2004年版が出てるようです。当時のままの内容なんだとおもうけど・・



今日ご紹介する「クラシックもの」は一条ゆかりさんの「プライド」


プライド 4 (クイーンズコミックス)

プライド 4 (クイーンズコミックス)

  表紙を見てのとおり「歌」ものです

何がすごいって、けっこうドロドロなんですが(歌の対する執念とか、生まれ育った環境とか)しっかり「音楽(オペラ)」やってるんですよ。これは昼ドラ化したらけっこうウケルかも!(笑)なんたって展開に勢いがあります。
オペラって内容そのものがドラマチックでしょ。男女のそれらはもちろんのこと、家柄とか身分とか、政治的なこととか・・そのかなりドロドロした部分や激しい部分を美しい音楽にのせて表現する総合舞台芸術なんですが、このマンガもその辺をしっかり保っているなぁと。「のだめ」とはまたちがったおもしろさがあります。



クラシック物ではないけれど同系のコミック

BELIEVE 3 (クイーンズコミックス)

BELIEVE 3 (クイーンズコミックス)

 芸能界のお話。 
Do Da Dancin'! 9 (YOUNG YOUコミックス)

Do Da Dancin'! 9 (YOUNG YOUコミックス)

ダンスのお話。

ともに、傷ついたり、落ち込んだり、うらんだりねたんだりしながらも、主人公たちはみんな元気にサクセス街道を歩いている。根性ものだけでは終らないしたたかともいえるその強さと、前向きさに、共感する読者も多いんじゃないかな。女物(少女マンガとはさすがにもういえないし、レディースコミックっていうとミョーにえっちっぽかったりするのでカテゴリーに困る)も時代とともにたくましい素材が増えたってことですね。骨太になりました。