「雑」歌謡曲のすべて

kurin2005-04-07


持っていたのは1981年度版で780曲しか載っていませんでした。その後は職権乱用で最新版を職場で買ってもらっていたんですが、さすがに毎度それらを借りるわけにもいかず、やっとこさ、自分用の最新版を買いました。上下あわせて1200曲のコードつき一段譜が載っています。さすがに一冊にはまとめきれず二冊にわけての販売ですが、それでもかなり分厚い・・!重い! そしてお高い・・!なんたって、二冊あわせて6000円だもの(涙) 来年度はまた新曲が掲載されるんだよ。もう買えないって。
上巻は主に昭和までの歌を、下巻にはそれ以降の歌がのっていて、最後の1200番目は「ハナミズキ」でした。(曲のさしかえも多いので、昔のものも手放せません)
この楽譜は生活必需品になっています。これがないとお仕事になりません。でも、伴奏がついているわけではないので、原曲のような雰囲気を出すには、自分の記憶と、CD、歌番組、時にカラオケが必要なのです。特に「イントロ」は重要で、この「イントロ」で感情が呼び起こされるか否かが決まります。なつかしいあの頃に一気に戻れるかどうかのカギがこの「イントロ」のわずか数小節なんですよね。「イントロ」と「間奏」のためだけに奔走することもあります。

この本は自宅でカラオケごっこするのにも大いに役立っています。
練習を兼ねて弾くピアノにあわせて、いろんな曲を好きなだけ歌ってもらいます。それは生徒ちゃんだったり、sakiだったり、相方だったり・・。「どれでもいいの?」「いいよ♪」これが自分流初見の地道な訓練(特訓?)です。先生だからってすぐに、しかも完璧に弾けるだなんてとんでもないことは、くれぐれも思わないでください。それ、まちがってますから。こちとらもう必死よ。