脱力日記
ゆるゆる系の「脱力」じゃなくて、がっくり系の「脱力」デス。
火曜日
中1男子ゆいとくんのレッスンにお母さんが一緒にやってきて一言
「最速でいつやめれます?」
部活の野球に集中させたいからピアノをやめるという。
当の本人は「ピアノはやめたくない」らしい。
でも、部活はじまって時間遅くなったし、家ではピアノじゃなくて素振りやってるから、ってのが理由だそうだ。高校でも野球をやりたいって言ってるし、と母はいうが、本人は「別に高校で野球やりたいとは思わない」と、私と二人になったら言った。
「じゃ、まだピアノやりたいっていえば?」
「・・・いえないよ。」
一人っ子ちゃんです。 とりあえず今月一杯ってことにはなったけど、オーナーさんにはまだ言ってない・・
たしかにゆいとを産んで育ててよくわかってるのは親だけど、子供って親の知らない部分たくさんあるよ。家の顔と学校の顔、ぜんぜんちがうんだけどね。習い事の顔はもっとちがう。
優先順位をつけることは大切だけど、この母の目的がイマイチわからん
木曜日
ランチを食べていたら30代前半ぐらいの奥様たちの会話に、箸がとまった。
「食いっぱぐれがないと思って結婚したのにね〜。だんなの給料が上がんないなら、女が働くしかないじゃない」
・・・食いっぱぐれ、ますよ。フツーに。このご時世じゃなくてもね。
左遷、リストラ、退職、離婚、病気、介護・・・あげればキリがない。
今、専業主婦希望者が続出なんだと。「結婚してまで働きたくないし〜」
伊勢原の教室でのレッスンで「りな(小2)にゴルフ習わせるからこの時間は無理になったんで・・」やめるらしい。
習っているのはお母さん。
りなちゃんは発表会間際にこっちょりレッスンしてあげたりしてた。ピアノのセンスはかなりいい。
このりなちゃん、英語、習字、スイミング、新体操、(あといっこなんかあったけどわすれた)やってる。
それにゴルフが加わるらしい。塾は中学まで行かせないかわりに、いろいろ習い事をするらしい。
その送り迎えが忙しくなるからやめるんだけど、「発表会のとき、りなのレッスンどうしよう・・」ときた。
このお母さん、自分のペースでレッスンを進めたがる。
「これ、もういいでしょ?」
新しい曲はかならず私に弾かせる。
「よく(初見で)弾けるよね。すご〜い。」
ま、それなりに努力しての初見力…だけど、みんなこのくらいは弾くよ。なので、これくらいのこと言われてもなんとも思いませんが。ええ。慣れてますけど・・・・・ムっとはしますな。
金曜日・・・何が起こるのかなぁ。
港南台の講座のあと打ち合わせが1件、自宅レッスンが2コマ、出張レッスンが2コマ
それだけで充分「脱力」だけどww