造り酒屋の前に諏訪大社へ

kurin2009-03-04


上諏訪二日目は下諏訪駅から近い諏訪大社下社秋宮にいくことになりました。


諏訪大社は日本最古の神社といわれ全国の諏訪神社の総本社。


お天気もいいし、ちょっとしたお散歩にはバッチリ!っていうことで電車に乗って一駅。

下諏訪駅には御柱が二本立ってます。
春宮は遠いから有名な秋宮だけでいいね、っていってたのに、そう遠くもないから春宮もいっちゃう?ってことで、まずは春宮から

下社春宮の前には、身分にかかわらず馬から下りて渡らなければならなかった下馬橋(室町時代の造り)がかかってました。諏訪は川が本当にたくさんある。

入り口。本堂は大修理中で拝観できず。




そこから旧中仙道(画像:一里塚)を歩いて1キロほどいくと、甲州街道と合流する宿場に有名な下社秋宮があります。
ちょっと豪華が感じ。ご神体が八月〜一月まで飾られているから初詣はココで行われたらしい。



温泉の涌出地でもあるので、境内にはこんなものもありました。温泉あったか〜い


御柱。一の柱〜四の柱まであり本社の四隅を囲んでいます。7年に一度開かれる御柱大祭で有名。





これで一応の目的は達成・・・したはずが、なぜかこうなったら全宮制覇したくなるのが人情。
上諏訪に戻り、諏訪市内を巡回するかりんちゃんバスに乗り、上社本宮を目指す中年二人w




バスにゆられて20分。市立博物館前で下車し上社へ。なぜか地図を見間違えて遠回りしながら到着。
荘厳な雰囲気に本宮の格を感じます。境内には土俵や超大太鼓(今でも元旦の朝のみ打つ)がありました。




さて、最後の宮(前宮)に行くかどうかは本当に迷いました。だって下諏訪町にある下社を二つ見た午前中の2時間だけで、自覚のないまま8キロ近く歩いてるし、本宮(諏訪市)から前宮(茅野市)まで1.5キロぐらいあるっていうんだもん。行きはいいけど、往復すると3キロだ。。。。。。




といいながらも、アルプスのとがった山や、道端の半鐘、防火水路に張った分厚い氷などを見ながら前宮に到着。

諏訪明神の信仰の原点といわれる前宮なのにハッキリいって(申し訳ないけど)しょぼい。一番さびれている。立地が悪いのか交通の便が悪いのか・・・気の毒なくらい整備されていない。拝観している人、誰もいない・・・前宮の鳥居から本殿まで上り坂で150mくらいあるし。でもその「原点」の雰囲気に捨てがたいよさがあるのも事実。




御柱ってそれぞれの宮にあるので、全宮あわせると16本。
この辺の造り方なのか、とおりががりに見かけた神社にはどこも「御柱」が。


無知な私は諏訪大社ってひとつしかないと思っていたから、全部みてきて本当によかったって思ったよ。初めてづくしでした。


たっぷり歩いたけど、とても気持ちのいいウォーキングで、小さな春がをたくさん見つけることができたのは、「歩き」ならでは。車だったら便利だけど、きっと半鐘も、振り返ったときの山並みも気にせず通り過ぎていたと思う。


この日は甲州街道と旧中仙道、両方を歩きました。

旧中仙(山)道:昔女子アナが一日中山道、いちにちじゅう、やまみち、といいまつがえ。・・・よくいったものだ。そのとおりだよww