第九

腰をかばいながら行ってきました。

場所は海老名文化会館大ホール。近いです。

オケは東京シティーフィル

合唱は海老名合唱団(バリトンの崔さんのお声もなつかしかった)

そして、指揮が乾健太郎


音がちょうどいい具合に回る場所だったのでごきげんです。が、やはりそこらへんはS席、しかもご招待ゾーン。

関係者がたくさんいるわけです。始まるまではそれぞれみなご挨拶の嵐。

もちろん、指揮者のお父上である先生もいらっしゃいました(高校の恩師)


先生のほうから私をみつけてくださり、しばし歓談。お元気そうで何より。


で、私の前の席のポマードおじさん。(強烈です。が、ダンディーなお方。それだけに残念)

その人のところに合唱指揮の人が挨拶にきました。聞くともなく会話が耳に入ってきます。


ポマードおじさんは芸大指揮科のエライ先生だったらしい。。。。





音の処理がとてもすばらしい舞台でした。満足。終演に向けてのあの厚みと勢いはたまらんですな。
一緒にいった相方も満足したらしい。のだめ効果でクラシックが身近になったのも事実。(実はコンサートに一緒にいったのは初めて。彼は私の領域には踏み込まないようにしているらしい。人見知りというかシャイというか。。。。遠慮もあるんでしょうな)


やっぱり生はいいねーー。ぐんぐんカラダにしみこんでくる。乾いていた感性が潤ってくるのがわかります。


終演後、先生にご挨拶すると「いやー、終わるまでは落ち着かなくてねぇ。終わってほっとしたよ」と「父親」の顔をしてました。


どんな有名な人にも、誰にでも、「親」がいて、「子」を見守っているんだよね。


ともあれ、年末の第九に癒されました。