にこはネコである
ぐーぐーは猫であるっていう映画さながら、にこのいる生活はうるおいたっぷり。
ただいまっていう存在がいることはとってもうれしい。
自転車を止める音がすると寝ていても起き上がる。
玄関が開くとすっとんでお迎えにあがる。
障子をやぶって窓際族になっていようと、夜中に枕元で携帯の充電器にじゃれようが、人のおなかをジャンプ台にしようかかわいいのである。
寝ていることがわかると相変わらずそばに寝転んで手をしゃぶる。指をしゃぶる。ほっぺたをなめる。気に入るところがみつかるまでふむふみしながらなめる。
なめられてる時の私は母猫。
それが、起きているとわかったとたんに「あそぼー」モードになり、かみつく、かみつく、さらにかみつく、つまり起こす、そしてじゃれる、このくりかえしww
さらには行くとこ行くとこくっついてくる。
今まさに「後追い期」トイレもしかり。
洗面所にもお風呂にもついてくる。とりあえずくっついてみる。覗いてみる。そして立ち去る・・・
キッチンに立てばカウンターにのぼり動作をながめる、手を出してみる、そして私におろさせる。
洗濯機にかけのぼり中に落ちそうになり慌てる、冷蔵庫に飛び乗り危うくしまわれそうになる。
やんちゃぶりはすさまじい
愛情を注げばそれに応える。駆け引きなく素直に応えるところが本当にかわいい。
思わず「にこが死ぬまで一緒にいるからね、だからママが死ぬまで一緒にいてね」と耳元でささやいてしまったよ。