桃のコンポート

kurin2007-07-13


子どもの頃は大の果物好きでみかんなんか手が黄色くなるほど食べてました。
夏はすいか、秋にはぶどう、冬はりんご。
季節のモノを季節の時に食べていた時代。イチゴは五月の路地モノ。冬の食べ物ではありません。
高価な枇杷さくらんぼも桃も必ず一度は食べさせてくれた母でした。

でも大人になるとバナナが1本食べられなくなりました。(単純にもてあます)
果物、食卓には出すけど、家族のために甘夏の皮を剥くけど、自分はあまり食べなくなりました。


「お母さんは食べないの?」
「お母さんはいいのよ。おいしい?たくさん食べなさいね」

子どもの頃の母との会話。昭和40年代のちょっとまずしい高度成長期。


「ママは食べないの?」
「うん。ママはいいからたくさん食べなね」

21世紀になっても、親子の会話はあまり変わらない。



桃のコンポートを食べました。丸々ひとつ。丁寧に作られたコンポート

とっても贅沢です。初物なので東を向いて笑いました。

果汁もたっぷりだったので、スプーンをだしてもらいしっかり飲み干しました(ベルタではわがまま三昧☆)
もうおいしくておいしくて、コーヒーはパス!お口の中を違う味にしたくなかったんだもん。


私の夢は宝くじが当たったら千疋屋のメロンを大名食いすること。
タカノでも、西村でもなく、千疋屋なの♪

桃もこれといい勝負で私の中では大好きな果物。しかも「あこがれ」の「夢見る」果物なの。

だーーーいすき♪