さらばコタツよ〜
毎年、今ぐらいの時期にコタツをしまいます。
うちは代々「掘りごたつ」ゆえ、出すのもしまうのもちょっとタイヘン。
しかしまぁ、よくゴミがたまってますなぁ。
感心しますよ・・・
家を建て替えるときに、洋間に掘りごたつってのは違和感があってしっくりこなかったんだけど、やっぱりそれに慣れているのでリビングの真ん中に穴を掘ってもらいました。
洋風掘りごたつって存在を知ったのもこのとき。
昔、七輪。今、電気。
子供のころはコタツにもぐろうとすると父から「死にたいのか!」とよく怒られました。
一酸化中毒で死ぬってのがわかったのは、同じ子供でもちょっと大きくなってから。
怒られていたころは、掘りごたつの神様に食べられちゃうんだと本気で思っていた私。
だからマジマジと中を見るなんてことはできません。
朝、練炭に火をつけて準備してる間に、恐る恐るコタツの中を見たものです。
側面に穴があり、「きっとここが神様の出入り口なんだ」と信じていた私は、その穴をみるたびに、なぜか心で手を合わせているという信心深い子供だったのであります。
そして必ず「もぐりません。だから食べないで」と祈って(念じて)おりました〜。
友達の家のコタツに入ったとき、なかなか足を下ろせなくて「ここのコタツは大きい・・」と思ってズンズンもぐっていたら「何やってるの??」と呆れられました。
これは小学校2年生の記憶。
カルチャーショックとはこんなところから学び得るもの・・・・
床暖房にすれがよかったとしみじみ思う今日この頃。
コタツは部屋が狭くなるし、散らかるのよ(と、コタツのせいにする〜。えへへ)