禁断のパンダ

禁断のパンダ

禁断のパンダ


sakiが読み、次に相方が読んで二人で感想を言い合ったりして盛り上がった作品。
なぜか出遅れた私。最近、この種の本を読んでいなかったから当然といえば当然だけど、ちょっとくやしい。

で、読み終わった二人が「読む?」

もちろんです!


「このミステリーがすごい」大賞受賞作品。
こういう本を読むときはまず選評から目を通す私。選考員たちが他の作品をどう評価しているか、そして、大賞作品に対してどんな感想を持ったのか、まずはそこから。


全員一致で受賞した作品ではないが、総じてレベルが高い作品たちが並んだ第6回だったようで、その中でこれが受賞した理由が「唾が出るほどリアル」
これに代表されるように、帯にも「☆☆☆の美食ミステリー」とある。
ミステリーとしてはそうでもないらしいが、とにかく本格的美食小説的部分がそれを補って余りあるそうだ。


作者は調理師学校を卒業後フランス料理店に就職し、その後も様々な飲食業に従事していたらしい。


さてと、読み始めますか。


ラストがグロいらしい。  ということでラストを読んでみたがよくわからないので、最初から読むわ(笑)

イメージ喚起力豊かな描写が期待できるってことね。