旅立ちの日に

今日はｓａｋｉの卒業式でした。

思えばあっという間の高校３年間。１〜２年次に役員をやっていたこともあり、その早さを実感したのかもしません。

卒業生名簿を見て走馬灯のようにいろんなことが思い出されました。

旧姓で入学したｓａｋｉは、入学した６月には相方の姓になり、いまではもう旧姓を知る人の数の方が少ないくらい（てか、知ってる人はいるんだろうか？）

滞りなく式が終わろうとしたとき、生徒たちによるサプライズがありました。

一人の男の子がマイクを握り「式を中断させてすみません、僕たちの気持ちを伝えたいので受け取ってください」

そして、卒業生全員で「旅立ちの日に」(今はスマップのフレッツ光のＣＭに使われてます）を合唱したんです！

これには保護者も来賓も先生たちもみんなびっくり。

そして最後に茶髪の男の子が「お父さん、お母さん、先生・・本当に今までありがとうございました」と、嗚咽しながら、言葉に詰まりながら、何度も頭を下げていました。

これにはもう卒業生も親も先生もみんな涙です。

帰ってきたｓａｋｉに聞いたら「先生たちには秘密だったんだよ。メールが送られてきて、練習なしのぶっつけ。でもこの歌なら中学でも歌ってたし、みんな歌えるから、当日歌詞カードが配られて、歌えるパートで歌ったんだ。みんなの気持ちだよ。いい子たちばっかなんだ」と。

イマドキの子どもたちの中にある「優しさ」や「純粋さ」　そして、この学校ならではの「自分たちで創る」を見せてもらった卒業式でした。

いい式でした。　　本当に・・・